2018-07-04

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(27)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第27回目です。

1.連立方程式。

連立方程式の計算と連立方程式の応用とに切り分けます。
前者は、埼玉県公立高校入試で毎年出題されるため全塾生必修です。
後者は、計算がすらすらできて余力のある生徒のみ学習します。

さて、今夜は「連立方程式の計算」にテーマを絞って記事を書きます。

教科書・学校ワークのほぼ全てと塾教材の大半は、
(1) まずは解き方別に問題が並び、
(2) (1)が一通り終わったのち混合問題、
という問題配列です。

上記に挙げた教材に沿って、生徒が連立方程式の問題を100問解くとすると、
はじめに加減法のみを50問、
つぎに代入法のみを30問、
そして等置法のみを10問、
最後にこの3つが混在している問題を10問、
概ねこのような順番とボリュームで学習するのが一般的です。

ところが、この「一般的学習法」は、あまり学習効率が良くありません。
埼玉県公立高校入試でも、私立高校入試でも、北辰テストでも、連立方程式の計算問題は出題されます。
しかし、「加減法で解きなさい。」「代入法で解きなさい。」などと解き方を指定してある問題は皆無です。

一般的な問題集の配列通りに学習するとどうなるでしょう。
加減法が50問連続していれば、それを解く生徒は「加減法で解く。」と決め打ちして解くに決まっています。
これでは実戦的とは言えません。
「〇〇法で解きなさい。」という出題はないのですから。

では、どうすれば実戦的な学習ができるのか。
それは、次回のQED日誌の連載記事で。

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