QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第30回目です。
テーマは1次関数(中2数学履修範囲)。
(い)1次関数の式
直線の式
y=ax+b
(あ)a=傾き=↑/→=Δy/Δx=y2-y1/x2-x1=速さ=変化の割合=xに比例する部分
(う)b=y切片=y軸との交点(0,b)=定数
b=y-ax
(え)平行=傾きが等しい
(お)交点=連立方程式
上記は1次関数の「いあうえお」です。
作者は塾長で、毎年QED進学塾の中2生が学習しています。
1.「いあうえお」の意味をすべて説明できる。
2.何も見ないで「いあうえお」がすらすら書ける。
中2生の塾生全員が1.2.両方できれば言うことなしです。
意味が分かったうえで全て覚えているということですから。
しかし、そうは問屋が卸しません。
難なく1.2.の両方できるのは5%の生徒のみです。
95%の生徒は、意味不明な箇所があちらこちらに発生します。
「どうして『a=速さ』になるんだっけ?」
「なんで(0,b)なのかな?」
このような疑問点があとからあとから発生するのです。
でもそれでいいのです。
まずは2.が完璧にできることが目標です。
生徒は疑問点が出てくるたびに塾長に質問すればいいのです。
あとからでも1.はできます。
(1)「いあうえお」を覚える。
(2)「いあうえお」を適用して問題を解く。
(3)「いあうえお」の意味を完全に理解し、人に説明できる。
中2生がこの3ステップで習熟度を上げてほしいと塾長は考えています。
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