2018-07-24

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(37)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。
今夜はその第37回目です。

テーマは中2理科「電流・電圧」(その3)です。
昨日のQED日誌記事の続きです。

では、理屈を正しく理解するためにはどうすればよいのでしょうか。
そのための手段として有効なのは「たとえ話」です。

中学校の理科の教科書には、よく水力発電の写真が掲載されています。
水の量を電流に例えることができて説明がしやすいのです。
また、電圧は水を落とす高さと考えることができます。

このような「たとえ話」を通して、正しい「イメージ」を持つことが肝要です。

例えば、ニクロム線は、断面積が小さいほど抵抗が大きくなります。
水道管が細いほど、水が流れにくいことを考えれば、このことは容易に理解できます。

また、ニクロム線は、長いほど抵抗が大きくなります。
水道管が長いほど、最後まで水を流し切るのが大変になると考えれば、これも説明できるのです。

(1) ニクロム線の抵抗は、断面積に反比例する。
(2) ニクロム線の抵抗は、長さに比例する。

ここまでで、昨日のQED日誌記事に書いた下記の1.2.を学習したことになるのです。

1.理論や法則をを正しく理解する。
2.1.を利用して(比例式などで)入試レベルの問題が解ける。

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