2009-02-12

教え合い学習(1)

Q.E.D.進学塾では生徒が生徒を教えることがあり
これを教え合い学習と呼んでいます。
2月9日の国私立中学受験クラス(小4)の算数の授業から
その実例を見ていくことにしましょう。
正答率の高かったのは女の子。
 1/2+1/3
=1×3/2×3+1×2/3×2
の太字部分を暗算でなくきちんとノートに書いていたのが勝因です。
「きちんと書く」ことは数字が大きくなるほど威力を発揮します。
まず、女の子が男の子にその技を伝授。
ひらめきを見せてくれたのは男の子。
15と10を通分→30 に気付いてくれました。
公倍数・公約数の単元をまだ学習していない段階で
どうして「30」だと分かったのか聞いたところ
「15分が2回でも10分が3回でも30分になるから」
との回答が返ってきました。
お返しに、男の子が女の子にその技を伝授。
以上の実例には幾つものポイントが含まれています。
それについては次回から……

【関連記事】
Q.E.D.日誌: 教え合い学習(2)
Q.E.D.日誌: 教え合い学習(3)
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