2011-06-12

Q.E.D.進学塾の総合学習~教科の垣根を越えて

Q.E.D.進学塾の高校受験クラス(中3)
昨日の社会科の授業では「熱帯林の伐採」を学習しました。
開発による環境破壊に関する記述問題です。
まずは理科の復習から。
(1)葉の裏側の気孔から二酸化炭素CO2を吸って酸素O2を出す。
(2)(1)のひきざんで炭素Cが残る。
(3)根から水H2Oを吸収。
(4)(2)と(3)からでんぷん(C6H10O5)n が作られる。
ここまでが生物分野(光合成)の復習です。
化学分野(分子式・化学反応式)の復習も兼ねています。
ここからが社会科。
(5)(1)が減少するため大気中のCO2二酸化炭素濃度が上昇。
(6)(5)の温室効果ガス増加による地球温暖化。
(7)(3)が減少する(森林の保水効果が減少する)ため洪水の危険が増す。
複合教科の学習には、単一教科を学習するのに比べて倍の時間がかかりますが
学習効果は3倍も4倍も大きいと思います。
生徒が楽しく学習できてしかも頭はフル回転です。
時間の許す限り複合学習の時間を多くとりたいものです。

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