2010-12-12

12月3日の模試結果詳細-1問の計算問題から思うこと

Q.E.D.進学塾の国私立中学受験クラス(小6)
12月5日の日曜日に受けた公開会場模試の結果詳細が
昨日12月10日の金曜日に返ってきました。
詳細結果表には小問の1問1問について
①その子が正答できたか
②模試受験者全体を分母とする正答率
③その子の受験する私立中学校を分母とする正答率
が記載されています。
③は分母が小さいため数値自体の信頼性に疑問があるので
いつも②を基準に考えるようにしています。
(1)②=60%以上
(2)その子が正答できなかった
の両方に該当する問題のみを取り上げて解説しました。
その中の1問=分数・小数・四則混合の計算問題に
「1.875」を含む問題がありました。
(正答率はちょうど6割)
(ア)1.875=1000分の1875
(イ)1.875=8分の15(∵2-0.125=2-8分の1)
(ア)2割+(イ)4割=(正答者)6割
(ア)3割+(イ)1割=(誤答者)4割
おそらくこんな感じだったのでしょう。
圧倒的な計算力があれば無理やり解くこともできるが
基本的な技術があれば楽に解ける問題。
良問だと思いました。
中学→高校→大学・・・・
先に行けばいくほど伸びる子は(イ)です。
「無理やり」はやがて通用しなくなるのです。

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