2010-06-10

気付き

昨日の受験算数からの1問です。
【問】
長さが120m、速さが毎秒20mの列車Aと
長さが150m、速さが毎秒32mの列車Bが
同じ向きに進んでいます。
Aが鉄橋を渡り始めたときBはAを追い越し始め
Aが鉄橋を渡り終えたときBはAを追い越し終わりました。
この鉄橋の長さは何mですか。
(1)列車A、Bの走った時間が等しいこと
(2)渡った鉄橋の長さが等しいので「みちのりの差」がすぐに分かること
この2つに気付けば比を使って鮮やかに解くことができます。
しかし現実は・・・・
児童は(1)に気付くのが精いっぱいだったようです。
それでも(1)のみで式を立てて
あとは何とか力技で解き切ってしまいました。
児童「計算が大変だったよぉ><」
塾長「よくがんばったね(●^o^●)」

中学受験~国私立中学入試問題における良問とは
に詳しく書いたように、塾では幾通りもの解法を教えます。
児童が問題を解くときにそのうちの1つでも使えることに「気付いて」くれるように。
しかし残念ながら「気付かない」こともありますよね^^;;
そんなときに頼りになるのが「計算力」です。

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