Q.E.D.進学塾の小学6年生のFちゃんは、算数の中学入試対策問題集の『フラッグ』を毎日学習しています。
今週Fちゃんは、同書の「総合問題1.」の小テストを受験し、昨夜の算数の授業で同テストのできなかった問題を再学習しました。
そこで塾長は、Fちゃんが解法を覚えるときの言語による知識整理が不十分だと気付きました。
【比例式とは】
比と比を等号「は」で結んだ式。
【比例式の解き方3つ】
1.前項と後項に同じ数をかける。
2.前項と後項を同じ数でわる。
3.内項の積=外項の積。
【比を簡単にする方法3つ】
1.前項と後項に同じ数をかける。
2.前項と後項を同じ数でわる。
3.比の値を計算する。
昨夜の授業では、上記を再学習したうえで、これを覚えてくることを宿題としました。
算数を学習するには、図表や式で表現したり、意味を理解したりすることが欠かせません。
そうやって学習したことを、時間が経ってからもう一度思い起こすためのきっかけとなるのが「言語」です。
言語は記憶の引き出しを開ける鍵なのです。
Fちゃんは、図表や数式による表現がずいぶんと上手になってきました。
しかし、Fちゃんは「縦軸が単価で横軸が個数の面積図」を書くことが得意でも、「その面積図がこの問題に適用できる」ことに気づくのが苦手なのです。
Fちゃんが算数の言語による理解を深めることで、Fちゃんが「気づく」ようになってほしいと、塾長は願っています。
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