QED進学塾の高校受験生は、明日埼玉県公立高校入試(学力検査)を受験します。
受験生は、入試前夜に作文を書くことが毎年恒例です。
入試に関する不安点を思いつく限り書きだす作文です。
入試会場まで行く途中に事故に遭わないか。
試験時間中におなかが痛くならないか。
試験問題の時間配分を間違えないか。
このようにして不安点を書き出していくのです。
確率の高いものから低いものまで何でも書くのです。
すると、不思議なことに試験の得点が100点満点換算で5点upするのです。
この作文の効果を実験で実証したのはシカゴ大学です。
実験の内容は以下です。
学生に集団授業を数日間受講してもらいます。
そして最終日に試験を行います。
合格者には単位という「ご褒美」を与えます。
これは学生に本気で受験してもらうためです。
試験前夜、学力が等しくなるように集団を二分します。
一方の集団は作文を書き、他方は書きません。
そして、一夜明けて試験をします。
すると、作文を書いた集団のほうが書かなかった集団よりも得点が5点高かったのです。
この5点は有意差です。
つまり、作文の効果が実証されたのです。
塾長はこの実験のことを知り、以来受験生に毎年作文を書いてもらっているのです。
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