2024-12-31

QED進学塾の2024年の大みそ日~1年を振り返って

QED進学塾の2024年が終わります。
1年を振り返って最も良かったことは、大学受験生のSくんとYくんの両名が、ともに第1志望校に合格してくれたことです。
本当によく頑張りました。
両名は、今春の入学式が待ち遠しくて仕方のないことでしょう。
今年のお正月は両名にとって18年間で最も「おめでとう。」と言える日になるでしょう。
人生の「春」を謳歌してほしいと思います。

両名は、後に続く後輩たちの良いお手本となってくれました。
その後輩たちのお話は、また来年。
と言っても数分後ですが(笑)

2024-11-15

QED進学塾の和牛デー~最高値更新

QED進学塾の和牛デーはポッキーの日(11月11日)でした。
和牛サーロインステーキのお値段は何と6500円!
これまでの最高値が「和牛食べ比べセット3種盛り」の5500円でしたので最高値更新です。
もちろん、塾長が和牛を買うときは100%の確率で半額。
よって3250円での購入でした。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました(笑)
ステーキがあまりにも輝いて見えたので。
「後光が差す。」という表現がぴったりな輝きでした。
生徒たちのテンションはアゲアゲで本当に買ってよかったと思いました。

実はこの記事をQED日誌に直ぐupしたかったのですが、和牛よりも高校受験生の記事が優先なのは言うまでもなく、和牛の記事は後回しとなって4日遅れの掲載です。
いいお肉は一期一会。
次に半額で買える機会はいつになるか分かりませんが、それが滅多にないものだからこそ、見つけたら即買いしようと心に誓った塾長でした。

塾長が晩ご飯の買い物をするときにはいつも、塾生たちの喜ぶ顔が目に浮かびます。
おかげさまで買い物の時間が塾長にとって非常に楽しい時間になっています。

2024-11-14

QED進学塾の高校受験生(U)~木を見る+森を見る(2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

「森を見る。」とは、過去問の全体像を俯瞰的に捉えることです。
Uくんの場合は、
1.英語と数学について、どの大問を得点源とするのか。
2.入試本番における英数の問題の解き順をどうするのか。
3.英数の各大問の時間配分をどのように割り振るのか。
4.得点源ではない大問について、一部だけでも得点する方法(部分点など)はないか。
以上の4つを戦略的に練り込んで行くことです。

第1回の入試対策授業(過去問学習)でUくんは、上記の1.2.を完遂しました。
これにて「森を見る。」の半分が完了した計算です。
たった1回の授業でここまでの進捗があったことは、大収穫と言えるでしょう。
これもひとえにUくんの授業準備が完璧だったおかげです。
大変よくがんばりました。

数学の入試問題でUくんが得点源と目論んでいるのは、大問1と大問4です。
一方、あまり得点が見込めないと思われるのは、大問3と大問5です。
よって、Uくんの数学の大問の解き順は、「1→4→2→3→5」と決まりました。

英語の入試問題についても数学と同様のアプローチを行った結果、
Uくんの英語の大問の解き順は、「1→4→2→3→5」に決定しました。
これは奇しくも数学と同順です。
Uくんは「分かりやすい!」と大喜びです。
まさに「望外の利」という言葉がぴったりでした。

翻って、上記の3.4.。
これらは、わずか1年分の過去問を解いただけでは決定することができません。
これから塾長は、Uくんが過去問を2年分→3年分と解き進めて行く過程において、徐々に作戦を固めて行く所存です。

Uくんの私立高校入試対策授業は全9回。
(月3回×3か月間=9回)
Uくんの希望によっては、この9回のうちの幾分かを公立高校入試対策授業に差し替えることがあるやもしれません。
その分だけ私立の勉強時間が削れるとしても、私立対策として「必要にして十分な」学習量は確保できます。
Uくんの入試当日までの限られた時間をフル活用して、得点力を最大限にさせたいものです。

2024-11-13

QED進学塾の高校受験生(U)~木を見る+森を見る

QED進学塾の高校受験生のUくんの過去問学習について、QED日誌の昨日の記事の続編です。

木を見る。
森を見る。
これらは過去問学習の両輪で、どちらも欠くことができません。

「木を見る。」とは、過去問の1問1問を丁寧に学習することです。
入試問題を解くには「なんとなくできた。」や「だいたい分かった。」程度の習熟度では不十分です。
入試本番では、普段自宅や塾で問題を解くのとは別次元の重圧がのしかかってくるのが常だからです。
プレッシャーを撥ね退けて問題を解き切るには、言い換えるとその問題を得点源とするには、問題を「熟知している。」と言い切れるくらいの力を身に着けている必要があります。

入試で得点を積み重ねて行くための最も有効な手段のひとつが「得点源」を増やすことです。
「この問題」が出たら確実に得点ができる、そんな確固たる自信を持って入試日を迎えること。
「この問題」が毎年のように出題される入試頻出問題であること。
これらの両方が揃って初めて「得点源」ができたと言えるのです。

Uくんが第1回目の授業で「木を見る。」に選んだのは、昨年の入試過去問の英語の大問1でした。
たかが大問1つ、されど大問1つ。
今回Uくんは、たった1問を詳細に学習することで、入試問題への取り組み方を学んだと言っても過言ではありません。

つづく

2024-11-12

QED進学塾の高校受験生(U)~本日は私立高校の過去問を

QED進学塾の高校受験生のUくんは、本日の授業で私立高校の過去問を学習しました。
塾でUくんが過去問を勉強するのは、今日が第1回目でした。
Uくんは、自分で過去問を購入し、受験科目である英語と数学の過去問を制限時間内に自宅で解き、その採点までして準備万端で第1回目の授業に臨みました。

入試日まで残すところ2か月強。
そろそろ気持ちに焦りが出てきてもおかしくない時期ですが、そんなときこそ地に足のついた勉強をしたいものです。

その点Uくんは優秀です。
過去問の採点まで確りと「やるべきことをやって」登塾することができたのですから。
そう、その調子です。
一歩一歩着実に合格への階段を上っていきましょう。

2024-11-11

QED進学塾のおやつ~本日はポッキーの日

QED進学塾では晩御飯のおかずを毎日提供しています。
生徒が各自でご飯を持参してくれるので、塾長は補助的に「サトウのごはん」を少々備蓄しておくだけで十分なのです。
また、「サトウのごはん」に類するものをEくんがまとめて持ってきてくれたりして本当に助かっています。
いつもありがとうございます。

QED進学塾の旧教室(昨年6月末まで)では、「ドリンク+おやつ」を出していましたが、新教室になってから「晩御飯+おやつ」に昇格しました。
これが好評なので今後とも継続して提供します。

さて、今日はポッキーの日。
野菜の白湯スープと鳥の唐揚げでご飯を食べてから、みんなでポッキーを食べました。
塾長は旧教室の「ドリンク+おやつ」の時代を思い出して、懐かしい気持ちになりました。
「そういえば旧教室のキッチンは使い勝手が良くなかったんだよなあ。」
そんなことを思い返していたのです。
新教室は、キッチンそのものが使いやすいだけでなく、台所から教室までの動線も一直線で、お料理を運ぶのも楽ちんです。

2024-11-09

QED進学塾のクリスマス会~アイスケーキを予約

QED進学塾のクリスマス会のアイスケーキを予約しました。
例年通りアソートタイプのケーキを。
塾生たちは、ケーキの掲載されたカタログを手に、どのピースを食べようかと真剣に検討していました。

クリスマス会は、QED進学塾開校よりずっと続いてきた恒例行事です。
今年で18年連続開催。
QED進学塾の良い伝統としてこれからも続けて行きます。

2024-11-08

QED進学塾の大学受験生~桜咲く(2名中の2名目)

QED進学塾の大学受験生のSくんにも早い春がやってきました。
第一志望校合格おめでとう!
Sくんが来春からスタートする大学生活への期待に胸を膨らませながら、
残り5か月間の高校生活を目一杯楽しんでくれることを願っています。

SくんのAO入試は変則的な2科目受験でした。
(1)2日間連続の試験日程で、
(2)初日と最終日は異なる組み合わせの入試科目を選択し、
(3)両日ともに1科目は理系科目を受験することが必須で、
(4)両日のうち合計得点の高いほうの得点を採用して、
(5)その得点によって合否を決定する。
というものでした。

Sくんの得意科目は文系に偏っていて、理系科目で唯一得点力が見込めるのが「化学」でした。
というわけでSくんは、
1.初日=国語・化学。
2.最終日=英語・化学。
を選択しました。

Sくんは独力でも国語・英語の受験勉強ができたので、塾では専ら化学を勉強していました。
明らかに文系型のSくんでしたが、化学の計算問題のこつを吸収するのが速かったです。
そのため、初日・最終日の両日ともに化学が得点源になってくれたようで、これが合格の決め手になったと思われます。

SくんにはTくんという兄がいて、かつてTくんもQED進学塾で学ぶ大学受験生でした。
Tくんは今、学業にサークル活動にアルバイトにと、生き生きとした大学生活を送っています。
SくんにとってTくんは、間近に見られるよいお手本となっているようです。
Sくんの「お兄ちゃんすごく楽しそう!」発言からもそのことが分かります。

Sくんが5か月後にやってくる充実した大学生活を楽しみに、高校卒業までの4か月間を、卒業から入学までの1か月間を、目いっぱい謳歌してくれることを塾長は願っています。

2024-11-07

QED進学塾の大学受験生~桜咲く(2名中の1名目)

QED進学塾の大学受験生のYくんに一足早い春がやってきました。
第一志望校合格おめでとう!
Yくんが来春からスタートする大学生活への期待に胸を膨らませながら、
残り5か月間の高校生活を目一杯楽しんでくれることを願っています。

YくんのAO入試は小論文と面接でした。
高校の先生が面接対策を何回も行ってくれたので、
塾長の仕事は専ら小論文対策でした。

Yくんの受験する学部・学科の特性上、大学の過去問には航空・観光・食品などのジャンルからの出題が多く、Yくんの受験勉強はそれらに特化したものでした。
短期集中でターゲットを絞り込んだ勉強が奏功し、無事合格にたどり着くことができました。

同大学の入試問題の出題形式が独特でした。
問題の全てが新聞記事からの出題であることや、60分で5問を解かなければならない(1問あたり12分)という忙しさや、「(新聞の)中見出しを書け。」などのあまり例を見ない出題などに、塾長は真新しさを感じることができました。

そのおかげで、塾長は新鮮な気持ちで1回1回の授業を行うことができました。
授業時間がYくんにとって有意義な時間であったのはもちろんのこと、塾長にとっても楽しみながら自身のスキルアップを図れる貴重な時間でもありました。

2024-08-13

QED進学塾の高校受験生~夏は受験の天王山(4)

QED日誌の一昨日の記事のつづきです。

「覚えもの」をするのに最も有効な手段は「テスト」です。
ですが、少しでも良い点を取ろうとして、自信がつくまで繰り返し覚えてからテストするのは、非効率的な勉強法です。
「ざっと覚えた」と思ったら、直ぐにテストしましょう。

1回目のテストで50点(半分〇)が付けば十分です。
その50点は、自分がもともと得意な問題で、それが2回目以降のテストで×に取って代わられることはありません。
つまり、2回目のテストでは残りの50点(半分×)の問題だけを集中して覚え直せばよいのです。

覚え直した分の半分が×から〇へと代われば75点です。
これが社会科の1問1答問題のテストならば合格点。
さっさと次の単元へと駒を進めましょう。
「だいたい覚えた」と言える単元をできるだけ増やすのが、社会科の学習のコツです。
「記憶の質より量」と割り切って先を急ぎましょう。

残念ながら目標点の75点に満たなかったら・・・・
そのときは再々テストです。
目標点到達まで粘り強くテストを繰り返しましょう。

一方、数学の覚えものは、上記に準ずるものではありません。
75点到達では、まったくお話にならないからです。
たとえば、数学の1次関数の「いあぶへこ」を75%覚えたとしても、
北辰テストの1次関数の問題では1点にもならないことでしょう。

つまり、数学の覚えものに関しては、最も高い得点のハードルを設定しなければなりません。
また、覚える量が最も少ない教科が数学ですから、それは現実的に可能です。
「なんとか100点」では不合格。
「すらすら100点」で合格。
このくらいの厳しさが必要です。

つづく

2024-08-12

QED進学塾の中2生(E)~お誕生日おめでとう

QED進学塾の中学2年生のEくんは、近く14歳のお誕生日を迎えます。
お誕生日おめでとう。

Eくんは、小学6年生の3月から通塾を始めたので、今月末で通塾継続日数が2年半の節目です。
毎日5教科の問題集を各教科1問以上解く。
Eくんは、これを来る日も来る日もずっと続けてきました。
本当によく頑張っています。
その甲斐あって、Eくんの学力は十二分に育ってきています。
これからも更なる飛躍を期待したいところです。

個人差はあれど、14歳から15歳に有意味記憶がピークを迎えます。
有意味記憶とは、ものごとの意味や仕組みなどを正しく理解したうえで覚えるタイプの記憶です。
一方、意味が分からなくてもとにかく丸暗記するタイプの記憶は、無意味記憶と呼ばれ、そのピークは10歳から12歳ごろと言われています。

理解して覚える。
このところEくんは、これがすっかり板についてきて、学力をぐんぐん上昇させています。
しかも、Eくんは学ぶ楽しさを実感しながら勉強できているので、これが長続きすること間違いなしです。
塾長は、Eくんがこの先どこまで伸びるのか楽しみで仕方ありません。

1.楽しく学び続けること。
2.先行投資を毎日欠かさないこと。(将来に向けた勉強の貯金)
3.目の前の試験の成績を「少しづつ」向上させること。
塾長がEくんに望むことを簡略化して表したのが上記の3行です。

堅牢な土台があってこその高層建築です。
確固たる基礎学力の上に、高い学力を築きあげて行きたいものですね。

2024-08-11

QED進学塾の高校受験生~夏は受験の天王山(3)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

夏休みは約40日間と長く、また部活も引退していることから、1年間で最も多くのまとまった勉強時間の取れる時期です。
さらに言えば、夏についつい遊んでしまう受験生はいても、秋になってもそのような勉強態度の受験生は非常に少ないものです。
つまり、自分が一生懸命勉強していても、他の受験生も同様に必死で勉強に取り組んでいるため、なかなか偏差値の上がりづらいのが秋以降なのです。
ということは、この夏が偏差値を大きく上昇させる最終機会と考えてよいのです。

では、具体的に何に照準を絞って集中学習すべきかと言えば、それは「覚えもの」です。
数学や理科の計算問題では、人が2時間かかるところを30分で学習することが可能です。
また、それを実現するために、塾長は日々の授業を行っています。

ところが、「覚えもの」に関してはそうは行きません。
2時間を1時間にすることはできても、なかなか30分にはできないのです。
つまり、「覚えもの」はそれなりの時間投入が必要ということです。
これが、長期の夏休みに「覚えもの」をすべき第1の理由です。

さて、秋になると受験生はみな目の色が変わると前述したように、入試日が近づけば近づくほど切迫感が増していくのが受験生心理というものです。
そして、精神的に追い込まれるほどに「初めて見るもの」への恐怖感は増大します。

「え?こんなの見た覚えがないよ!」
受験生がそう思った瞬間に焦りはピークに達します。
これは精神衛生上非常によくないことです。

そのような事態を回避するために、多くの学習事項を「とりあえず覚えた。」という実績が欲しいのです。
たとえ、受験生がせっかく覚えたことを忘れてしまったとしても、「見た覚えがある」ことだけは最低限の記憶として残ります。
つまり、忘れたことを落ち着いて再学習できるというわけです。
これが、夏に「覚えもの」をすべき第2の理由です。

ところで、人間の忘却曲線には以下のような特長があります。
いったん覚えたことを忘れても、再学習すれば覚え直すことができ、そして覚えるために要する時間は短縮され、逆に忘れずに覚えておける期間は延長される。
再々学習ならば、さらなる覚える時間短縮と、忘れない時間延長が約束されます。
つまり、「1回目の覚えもの」を夏に済ませておくことで、秋以降の受験戦線をずっと有利に戦えるということです。
これが夏に「覚えもの」をすべき第3の理由です。

それでは、具体的にどうすれば効率的に大量の「覚えもの」をすることができるのか。
それは明日のQED日誌にて。

2024-08-10

QED進学塾の高校受験生~夏は受験の天王山(2)

QED日誌の一昨日の記事のつづきです。

一方、数学はそうは行きません。
たとえば、乗法公式を「だいたい知っている」だけでは1点にもならないからです。
公式を完璧に覚えるのはもちろんのこと、それを使いこなす熟練度が求められます。
また、複数の知識を完璧に覚えたうえで、それらの知識を上手に組み合わせて初めて解ける問題も数多く出題されます。
つまり、ひとつひとつの記憶の精度とその活用力が要求される教科が数学なのです。
このことが、最も記憶量の多い社会科が得意なのに憶量が最小の数学が不得手、そのような受験生を生む要因となっています。

1.覚え方は少々粗くても構わないからとにかく量を覚えること。
2.少ない量だけれども徹底的に正確に覚えこむこと。
「覚えもの」を細分化するとこの2つがあって、どちらも欠かすことができないものです。

(1)どうして夏に多くの「覚えもの」をする必要があるのか。
(2)どうやったら効率的に「覚える」ことができるのか。
この2点については、明日のQED日誌にて。




2024-08-09

QED進学塾の高校受験生~北辰偏差値(5教科)のup,down(2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

一時的な成績向上をよしとせず、たとえ少しづつであっても継続的な伸びを是とするならば、それに見合った継続的な学習が必要であることは言うまでもありません。

塾長は、膨大な量の宿題を出したことは過去に1度もなく、それは一時的にこなすことができても長期的に継続不能であるという理由からです。
継続可能な学習量には上限があるのです。

その量の範囲内で学習効果を最大化するには、自ずと「学習の質」が求められます。
このところQED日誌で塾長は、「夏は受験の天王山」の記事をシリーズ連載していますが、
その一連の記事の中で各教科ごとの「ピンポイント」学習について記述しています。
これも学習の質を高めるための必然の一手です。

とは言え、最低限の「学習の量」も必要です。
連載記事の中で塾長は、『数学や理科の計算問題では、人が20問で習熟度100%に持って行けるところに、5問で到達することもできる』と記述しています。
裏を返せば、「その5問にすら満たない学習量では何も得られない」ということです。
どんなに学習の質を高めたとしても、やはり必要不可欠な学習量は存在するのです。

その学習の質と量を、1教科1教科について煮詰めて行った「レシピ」を塾長は持っています。
ですが、持っているだけでは意味がありません。
そのレシピを生徒一人一人に合ったものにアレンジしたうえで、それを正確に生徒に伝えなくてはなりません。
そうすることで、レシピは絵に描いた餅ではなく、生徒の実行しうる現実的な学習プランへと昇華するのです。

その伝達には、それ相応の時間がかかります。
授業時間内で伝達することもできますが、できれば授業時間は減らしたくないもの。
そこで三者面談です。
「保護者さまのご希望があれば三者面談を」ではなく、塾長のほうから願い出て面談を実施したいと思います。

2024-08-08

QED進学塾の高校受験生~北辰偏差値(5教科)のup,down

QED進学塾の卒塾生のRくんは、現塾生のEくんの兄にあたります。
そして、兄弟とも優秀な模範生です。
Rくんは、中1の1月から中3の3月まで(最終月のみ高校の予習)通塾を続け、特に中3時に飛躍的な伸びを見せてくれた子です。

Rくんは、3年第1回から第8回までの全8回の北辰テストをすべて受験しました。
そして、毎回のように5教科偏差値の自己ベストを更新し続けました。
まさに「うなぎ上り」や「昇竜」といった言葉がぴったりでした。
それが不思議でも何でもないくらい、本当によく勉強する子でした。

そんなRくんでも、たった1回だけ偏差値を下げてしまったことがありました。
しかしながら、その下げ幅はわずか0.4ポイント。
複数教科で苦手な問題が出題されてしまったのがその原因でした。
これは、決して学力の下降を意味するものではありませんでした。
この例からも分かるように、「零点何ポイント」すなわち「小数点以下」の偏差値downであれば、それは誤差の範囲とも言え、まったく気にする必要はないでしょう。

ところが、1ポイント以上のdownは、そうも言っていられません。
7月の5教科偏差値を前回比で1.1ポイントも下げてしまった現塾生がいます。
正直に申し上げて、塾長の責任問題と言わざるを得ません。
塾長は、猛省するとともに、即座に次の北辰テストに向けて対策を練る必要があるのです。

そして、その対策は「次回の9月北辰のみ有効では意味が薄いのです。
次回試験範囲で出題確率の高そうなところだけに照準を絞って勉強をすれば、「次回のみ」偏差値をupさせることは十分に可能でしょう。

しかし、次回の偏差値上昇を免罪符とするのは、それは一時的な塾長の責任逃れに他ならないと思います。
たとえ僅かずつであっても、毎回のように偏差値を伸ばし続けて初めて「塾長が仕事をした」と言えるのではないでしょうか。

つづく

2024-08-07

QED進学塾の高校受験生~夏は受験の天王山

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

5教科で最も分厚い教科書は社会科です。
逆に、最も薄いのが数学です。
地理Ⅰ+歴史Ⅰ+地理Ⅱ+歴史Ⅱ+公民の5冊の合計の厚みは、数学1+数学2+数学3の3冊合計よりも倍以上あります。
これを問題集に換算しても同じことが言えます。
本の厚みは記憶量に比例します。
すなわち、覚えものの量が最も多い教科が社会科であり、最も少ない教科が数学なのです。

それでは、数学が最も簡単で社会科が最難関の教科かというとそんなことはなく、最も点数が取れる教科が社会科でその逆が数学、そんな生徒が多いのが現状です。
これはどうしてなのでしょうか。

その理由は、大きく分けて2通りあります。
ひとつは要求される記憶の精度が異なるから、そしてもうひとつは要求される活用力が段違いだからです。

たとえば、おおまかな歴史の流れを知っているだけで得点できる問題(北辰テストや公立高校入試問題)は多々あります。
社会科で最も苦手意識のある生徒の多い「記述式問題」にしても、要求されるキーワード4つのうち2つが書いてあれば、部分点が半分もらえます。
つまり、だいたい知っている、半分知っている、でも得点に結びつくのが社会科なのです。

つづく

2024-08-06

QED進学塾の高校受験生~夏休みの宿題

QED進学塾の高校受験生の夏休みの宿題です。
ひと夏ぶんがまとめて出題される学校課題とは異なり、塾の宿題はその都度出題されています。
今回の塾の授業が終わって次回授業が始まるまでの、短期の課題が出題されるのです。

今回の宿題は、
1.「いあぶへこ」(いあうえお)の再テスト。
2.社会科の「1問1答式問題」のテスト。
以上の2点です。

1.は、前回授業から今回授業までの宿題でしたが、完璧に覚えられていなかったので再度の出題です。
一方、2.は、今回初めて出される課題です。

1.も2.も「覚えもの」という点では共通していますが、その精度が大きく異なります。
それは、教科の特性による差異です。

つづく

2024-08-01

QED進学塾の高校受験生と中2生~ともに1次関数を学ぶ

QED進学塾の高校受験生1名と中2生の3名の計4名は、夏期講習会の7月分を修了しました。
4名は数学の「1次関数」を集中学習しました。
小学6年生から通塾している中2生のEくんと、中1から通う高校受験生のUくんの両名は高校入試問題を、入塾したばかりの中2生のNくんとOくんの両名は基本問題と標準問題(学校の定期試験レベル)を、それぞれ学習しました。
4名それぞれの学習進度に見合った問題に取り組むことにより、無理なく学力の伸長ができました。

1次関数の学習は、8月の上旬までを予定しています。
中旬から下旬は、英語の「助動詞」と「5文型」を学びつつ、1次関数の問題を少量ずつ宿題に出して忘却を防止します。
入塾したての両名は、これらと合わせて「フォニックス」も学習します。

塾生の数英の学力を伸長させる夏期講習会にしたいものです。
「充実の夏」となるよう8月も頑張って行きましょう。

2024-07-31

QED進学塾の和牛デー~今月は最多記録更新(6日間)

QED進学塾の7月の和牛デーは、なんと6日間。
月間の最多記録を更新しました。
和牛デーの締めはお決まりのカレーです。
今週は、鳥(チューリップ=手羽中)・豚2種(薩摩黒豚のリブロースとイベリコ豚のとんてき)・牛(和牛ロース薄切り)の4種のお肉を焼いて食べたあと、4つの肉汁と日本ハムのレトルトカレーを混ぜたカレーライスを食べました。
焼肉もカレーも生徒たちに大好評でした(●^o^●)

2024-07-08

QED進学塾の採択教材~問題の取捨選択

QED進学塾では採択教材の全問を授業や宿題で扱うわけではありません。
年間教材費が平均値で約1万円かかっているのに、それをフル活用しないのはもったいない気もしますが、もし塾生が全問を解こうとすれば消化不良を起こして逆効果なのです。
というわけで、問題の取捨選択は必須です。
数学ならば例題とその直下の練習問題、理科ならば確認問題と計算問題の専門コーナー、英語ならば基本文とその文法詳説、塾長はこのようにして必修問題を選定しています。
新入塾生の中2生のNくんと、Oくんの教材が塾に届くのは明後日です。
明日の授業では、教材の使い方のプレ講習を5分間だけ行う予定です。

2024-07-07

QED進学塾の七夕~新入塾生用の教材を本日発注

QED進学塾の七夕です。
本日塾長は、新入塾生の中2のNくんの教材を発注しました。
保護者さまの了解を得て、Nくんのご兄弟の分も合わせて発注しました。
本日発注した問題集をNくん兄弟がフル活用して、学力を大きく伸ばしてくれることを星に願いながら。

なお、同教材は今週の半ばに塾に到着予定です。
次々回の授業にちょうど間に合いそうです。
大多数の生徒は、真新しい本を手に取ると気持ちまで新鮮になって、より一層勉学に励んでくれます。
塾長がNくん兄弟にそれを期待していることは言うまでもありません。

塾長は、Nくんの授業の数回を経て、今年度のQED進学塾の中2生の採択教材を学習するのに十分な学力を有すると判断しました。
そのため、在塾生と同一の教材群を発注したのです。
また、Nくんと同等かそれ以上の学力であると塾長の聞いているご兄弟も、必ずやそれらの教材を有効活用できることでしょう。
これから新教材を共に学び、学力を伸長させて行きたいものですね。

2024-07-06

QED進学塾の先行学習~塾生の将来を見据えて

QED進学塾の授業では、先行学習をすることが頻繁にあります。
塾長が先行学習を取り入れている狙いは、2つあります。
ひとつは、塾生が先行学習をすることが、そのまま生徒の将来に向けての先行投資となること。
もうひとつは、先行学習が塾生がまさに「今」学んでいる単元を理解するための頼もしい助っ人になること。

昨日の授業のテスト反省(中2の1学期の期末試験の理科の化学分野)を例に取ります。
水酸化バリウムと塩化アンモニウムから塩化バリウムとアンモニア水が生成する化学反応式が、同試験問題に出題されていました。
昨日、塾生が塾長に同問題を質問したのです。
塾長は、高校の化学の履修内容を中2生でも理解できる表現に改めて、それを授業解説しました。
ただし、塾長は、強酸と弱塩基からなる塩(えん)が中和反応の酸のような働きをするメカニズムについては、その授業解説を割愛しました。
それは、そこまで踏み込んでしまうと難しくなりすぎて中2生の理解できる範囲を超えてしまうと、塾長がそう判断したからです。
代わりに、ごく基本的な中和反応(塩酸と水酸化ナトリウム)を電離式から詳細に授業解説して、上記のメカニズムの学習への橋渡しとしました。

「今」の勉強が分かること、「今」塾で習っていることが「その先」の勉強にスムーズに連携すること、この一挙両得を狙って塾長は先行学習を多用しているのです。

塾生が常に楽しく学び続けること、その結果として学力を着実に積み上げ続けること、塾長はいつもそれを願ってやみません。

2024-07-05

QED進学塾の休み時間~本日は和牛デー

QED進学塾の休み時間は、塾生たちと塾長が飲食をする時間でもあります。
なんと今日は和牛の焼肉で豪遊の日でした。
(ただし塾長は定価でお肉を買ったことはなく、いつも半額です。そうでなければ破産しますw)
そういえば、先月も先々月も和牛デーがそれぞれ3日ずつありました。
教室の士気を上げるためには、こんな日があってもいいと塾長は思うのです。

塾の本来の休み時間は10分間ですが、おいしいものはゆっくり食べたいのが人情です。
そのため、休み時間を延長するのです。
これにより、勉強時間が短くなってしまっては本末転倒というもの。
そこで、休み時間の長くなった分だけ授業終了時刻を遅らせて学習時間を確保しています。
また、保護者さまのお迎えの都合もあるので、授業終了時刻の1時間前をめどに「○○時終了」のメール連絡もしています。

楽しさと学力向上を両立させる塾でありたい。
塾長はいつもそのことを考えています。

2024-07-04

QED進学塾の塾長~人間ドックの予約

QED進学塾の塾長は、人間ドックを毎年受けています。
今日はその日程が決まりました。
最短日程で1か月ちょっと先でした。
塾長は、ぜんそくの治療のため呼吸器内科に毎月通院しています。
今年も同医院での人間ドックです。

今年も便潜血が引っかかるんだろうな・・・
塾長は、大腸ポリープの切除手術を既に3回受けていて、手術に至らない年でも便潜血陽性で大腸内視鏡検査を受けています。
毎年そこだけは「E判定」です。
しかしながら、他の項目は「オールA判定」です。
いつまでも元気に教壇に立ち続けたい、塾長はその思いでジムに通う毎日です。

2024-07-03

QED進学塾の新入塾生~在塾生のお友達紹介で

QED進学塾の新入塾生が昨日入会しました。
ようこそQED進学塾へ!
新入会生は中2のNくんで、同学年の在塾生のEくんのお友達紹介です。
ご紹介をありがとうございました。

EくんとNくんの通う学校では、先週の木曜日と金曜日の両日に1学期期末試験が実施されました。
Nくんは、先週の水曜日と木曜日の両日、すなわち試験日の前日に体験授業を受講して、昨日から通常授業の通塾を開始しました。
塾長は、両名が切磋琢磨しながら共に成績を伸ばし続けてくれることを信じて、そのためにできることを全力で頑張ります。

体験授業2回と通常授業1回の計3回で見えてきたのは、Nくんの欠点が1つと美点が2つです。
塾長は、Nくんの長所を伸ばすことを第1に、短所を補うことを第2に、それらを常に念頭に置きながら今後の授業を進めて行く所存です。

これからNくんの新たな長短が数多く見えてくることでしょう。
塾長は、そのたびにNくんの授業に微調整を加え続けて、Nくんにとっての最も勉強しやすい環境を、その最適解を1日も早く見つけたいと思っています。

これからいっしょに頑張って行きましょう。

2024-02-29

QED進学塾の中学1年生(E)~学年末試験の対策授業

QED進学塾の中学1年生のEくんの通う学校では、今日と明日の両日に学年末試験が実施されます。
本日はEくんの塾の授業日ではなかったものの、明日の試験の対策授業を開講しました。
Eくんが今日勉強したのは専ら数学で、その学習単元は空間図形・平面図形でした。
塾長の判断で特に試験頻出問題と思しきところをピックアップし、そこをEくんは大急ぎで目一杯に詰め込みました。

塾長「塾長の予想問題がばっちり当たっても、Eくんが今の状態のまま明日の試験に臨んだら、たぶん(予想問題を)解けないよ。」

Eくん「うん。」

塾長「(だから家で同問題を)学校ワークと塾のワークと両方もう一度解き直して練習してね。」

Eくん「そうします。」

そうなのです。
「分かったつもり」では試験問題は解けません。
実際に手を動かして十分に練習を積んで、その問題が試験に出題されたときに初めて「すらすら解けた♪」となるのです。

Eくんは、2学期の期末試験の「比例」の問題で、自分が「分かったつもり」の問題が解けずに14点ごっそり失点してしまった苦い経験をしています。
その経験を糧に問題演習の重要性を認識したEくんだからこそ、今夜の試験勉強で「学校ワーク+塾のワーク」の両方の問題を解いてくれると塾長は確信しています。

勉強はスポーツと同じく、練習を重ねないと上手くなりません。
塾でラケットの振り方(問題の解き方)を1時間、実際に問題を解く練習を1時間、計2時間の勉強をしたのならば、自宅学習で実際にラケットを振ること(素振り)をもう1時間勉強してようやく学んだ技術が身に着くというものです。

Eくんの明日の奮闘を期待しています。
武運を祈る!

2024-01-05

QED進学塾の中学2年生(U)~2024年の「1年の計」(4)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

夏は受験の天王山。
夏を制する者は受験を制す。

これらの言葉はもう半世紀以上昔からあり、受験における夏の重要性を説いた言葉です。
では、なぜ夏なのか。
これには、2つの意味があります。

1つ目は、年間最大の長期休暇が夏休みであること。
40日間の夏休みのお約束は「夏期講習会」です。
この長期間を全力で勉強した受験生と、「のほほん」と過ごした受験生とでは、とてつもない差がついてしまうことは自明です。
だから夏は勝負のときなのです。

2つ目は、偏差値が相対評価であること。
自分が学力を伸長させても、ライバルたちの伸びがそれ以上であれば、偏差値は下がります。
逆に、ライバルたちがそれ以下であれば、偏差値は上がります。
つまり、自分の学力が第一であることは言うまでもないのですが、ライバルたちの動向によって偏差値は上下するものなのです。

残念なことに、夏を「のほほん」と過ごしてしまう受験生は毎年存在します。
受験などどこ吹く風、といった受験生が。

ところが、秋風が吹いても「どこ吹く風」と悠長に構えていられる剛の者はそうそういません。
秋口になるとほとんどの受験生が目の色を変えて勉強に取り組むのです。

これを『北辰テスト』に当てはめると、夏休みの勉強の成果が如実に表れるのが9月号なので、ここまでは自分が頑張っただけ成績は伸びます。
ところが、10月号以降になると「自分はこれだけ勉強を頑張っているのに、どうして成績が上がらないのだろう。」と焦りだす生徒が発生します。
その理由は簡単で「周りも頑張っているから。」

前々回のQED日誌にも書いた通り、「北辰テスト7月号以降のベスト2回の平均偏差値」を合否判定基準としている高校が多い訳ですから、この場合の私立高校の併願合格内定への最短ルートは「7月号+9月号」(8月は北辰テストが実施されません)です。
つまり、9月に一勝負を決めてしまうのが、受験戦線を戦い抜くためのベスト戦略と言えるのです。
「9月までの北辰テストは私立のためだったけど、10月以降は公立のため。」
9月末にUくんがこう言い切れたとき、受験戦略はひとまず成功と言えるのです。
昨日のQED日誌に書いたようなスケジュールにて『北辰のかこもん』を解くことは、この戦略成功を実現させるために、欠かすことのできないものなのです。

2024-01-04

QED進学塾の中学2年生(U)~2024年の「1年の計」(3)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

【2022年度 北辰テスト日程 改訂版】(得点)[偏差値]

4月 3日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-理科(   )[   ]   /  
4月 9日(土)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-国語(   )[   ]   /  
4月10日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-数学(   )[   ]   /  
4月16日(土)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-英語(   )[   ]   /  
4月17日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第1回-社会(   )[   ]   /  
第1回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]   /  

4月24日(日)第1回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

4月17日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-理科(   )[   ]   /  
5月 1日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-国語(   )[   ]   /  
5月 8日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-数学(   )[   ]   /  
5月15日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-英語(   )[   ]   /  
5月22日(日)自宅受験 ・・・ 『北辰のかこもん』 第2回-社会(   )[   ]   /  
第2回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]   /  

6月19日(日)第2回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

中略

12月4日(日)第7回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

12月11日(日)自宅受験 ・・・『北辰のかこもん』 第8回-理科(   )[   ]   /  
12月18日(日)自宅受験 ・・・『北辰のかこもん』 第8回-国語(   )[   ]   /  
12月25日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第8回-数学(   )[   ]   /  
 1月 8日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第8回-英語(   )[   ]   /  
 1月15日(日)自宅受験・・・ 『北辰のかこもん』 第8回-社会(   )[   ]   /  
第8回『北辰のかこもん』・・・・ 3科(   )[   ]・5科(   )[   ]   /  

1月29日(日)第8回 北辰テスト(会場)3科(   )[   ] 5科(   )[   ]
数(  )[  ]理(  )[  ] 英(  ) [  ]国(  )[  ]社(  )[  ]

【日程終わり】

つづく

2024-01-03

QED進学塾の中学2年生(U)~2024年の「1年の計」(2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

2つ目は実戦練習。
埼玉県公立高校入試対策として最有力となる実戦練習は『北辰テスト』です。
学校の定期試験も実戦練習になりますが、それは校内の紅白戦のようなもので、他校との練習試合である対外試合すなわち『北辰テスト』には敵いません。
より本番に近い形で試験を受けるには、『北辰テスト』(公開会場模試)が最適なのです。

そのうえ、古くから「埼玉県方式」と呼ばれる、埼玉県特有の受験方式があります。
これは、『北辰テスト』の偏差値によって私立高校の併願の内定という保険をかけてから、安心して公立高校入試に挑戦できるシステムのことです。
残念ながら公立高校の受験に失敗してしまったとしても、私立高校の「抑え」が効いているという安心感から、受験生は公立高校の受験で思い切ったチャレンジができるのです。

つまり、『北辰テスト』は、最高の実戦練習をしながら保険にもなるという、一石二鳥の公開会場模試であり、これを積極的に活用しない手はありません。
もちろん、Uくんにもぜひ受けてほしい模試です。

北辰テストの偏差値を合格内定に活用している私立高校は、埼玉県内のほぼ全ての高校と東京都の一部の高校(主として北部)です。
それらの高校で最も多いパターンは、
7月以降の北辰テストの偏差値で、
5科または3科のベスト2回の平均値が、
同校の定める偏差値の基準に到達していること。
です。
(4月からの偏差値を対象としていたり、ベスト1回でもよかったり、そんな高校もありますが、それは少数派です。)

以上のことから、3年生の7月号から『北辰テスト』を受験開始するのが、最もコストパフォーマンスが良さそうに見えます。
にもかかわらず、QED進学塾では中1・中2からの受験を推奨しています。
どうして塾長がそうしているのかの理由については、また明日の『QED日誌』にて。

2024-01-02

QED進学塾の中学2年生(U)~2024年の「1年の計」

QED進学塾の中学2年生のUくんの2024年の「1年の計」です。

QED日誌の昨日の記事にて、2024年度の採択教材(特に新高校受験生=中2生)について触れましたが、教材の話はまた明日以降に詳しく書くこととして、今日はUくんの3学期の勉強の進め方についてです。

まだ冬休み中の中2生は「まだ3学期も始まっていない。高校入試なんて遠い先のこと。」
このように考えている生徒が多数派です。
中2生が来年2月下旬の県立高校入試を受検するまでの期間は、あと1年1か月以上もあるのですから「遠い先」と考えてしまうのも無理はありません。
ですが「光陰矢の如し。」
1年ちょっとの時間は思いのほか直ぐに来てしまいます。

では、中2の間にどんな受験準備をすればいいのか。
その答えは2つだけ。
1つ目は英数の復習、2つ目は実戦練習です。

英語と数学の2教科は「積み上げの教科」と言われます。
中1の「方程式」が解けない子が、中2の「連立方程式」を解けるはずがありません。
中1の「be動詞の現在形」が分からない子が、中2の「be動詞の過去形」を理解できる道理もありません。
一方、歴史の「平安時代」の知識がすっぽりと抜け落ちてしまっている子が、いきなり「明治時代」の勉強をすることは十分に可能です。
これが「英数は積み上げ教科」といわれる所以です。

したがって、中2の3学期は英数の復習、とりわけ中1履修範囲の復習に力を入れるべき時期なのです。
それができて初めて、中2履修範囲の復習に取り掛かれるというものです。
そして、埼玉県高校入試の英数の対策として最も有効であると塾長が考えているのは、
1.数学の計算問題。
2.英語の文法問題。
この2つに尽きます。
塾長がそう考える理由を一言でいえば、埼玉県公立高校の入試問題研究の結果です。
上記1.2.の詳細は『QED日誌』の別の記事に譲ります。

まとめです。
Uくんが中2の3学期に勉強すべき「必修課題」は2つ。
(1)中1履修範囲の計算問題。
(2)中1履修範囲の英文法問題。

上記を勉強したうえで、さらに余裕があれば、
(1)中2履修範囲の計算問題。
(2)中2履修範囲の英文法問題。
に着手します。

【再掲】
1つ目は英数の復習、2つ目は実戦練習です。
【再掲終わり】

今日のQED日誌では「1つ目」について書いたので、明日の記事は「2つ目」についてです。

つづく

2024-01-01

QED進学塾の2024年~1年の計は元日にあり

QED進学塾の2024年が始まります。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1年の計は元日にあり。
というわけで早速、塾長はこれから年間計画を立てます。
例年ならば年明けに届く教材カタログが、2023年の年末に既に届いています。
カタログが早く届いた分、より具体的な計画を練ることができます。

教科によって各出版社の得手・不得手が特に分かれるのが受験用教材です。
今年は2名の塾生が受験生となる年です。
数学はE出版社、理科はM出版社、英語はB出版社、国語はS出版社、社会はK出版社、こんなふうに細分化して1冊1冊を厳選したうえで、2024年度の採択教材を決定します。