2024-01-03

QED進学塾の中学2年生(U)~2024年の「1年の計」(2)

QED日誌の昨日の記事のつづきです。

2つ目は実戦練習。
埼玉県公立高校入試対策として最有力となる実戦練習は『北辰テスト』です。
学校の定期試験も実戦練習になりますが、それは校内の紅白戦のようなもので、他校との練習試合である対外試合すなわち『北辰テスト』には敵いません。
より本番に近い形で試験を受けるには、『北辰テスト』(公開会場模試)が最適なのです。

そのうえ、古くから「埼玉県方式」と呼ばれる、埼玉県特有の受験方式があります。
これは、『北辰テスト』の偏差値によって私立高校の併願の内定という保険をかけてから、安心して公立高校入試に挑戦できるシステムのことです。
残念ながら公立高校の受験に失敗してしまったとしても、私立高校の「抑え」が効いているという安心感から、受験生は公立高校の受験で思い切ったチャレンジができるのです。

つまり、『北辰テスト』は、最高の実戦練習をしながら保険にもなるという、一石二鳥の公開会場模試であり、これを積極的に活用しない手はありません。
もちろん、Uくんにもぜひ受けてほしい模試です。

北辰テストの偏差値を合格内定に活用している私立高校は、埼玉県内のほぼ全ての高校と東京都の一部の高校(主として北部)です。
それらの高校で最も多いパターンは、
7月以降の北辰テストの偏差値で、
5科または3科のベスト2回の平均値が、
同校の定める偏差値の基準に到達していること。
です。
(4月からの偏差値を対象としていたり、ベスト1回でもよかったり、そんな高校もありますが、それは少数派です。)

以上のことから、3年生の7月号から『北辰テスト』を受験開始するのが、最もコストパフォーマンスが良さそうに見えます。
にもかかわらず、QED進学塾では中1・中2からの受験を推奨しています。
どうして塾長がそうしているのかの理由については、また明日の『QED日誌』にて。

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