2024-11-13

QED進学塾の高校受験生(U)~木を見る+森を見る

QED進学塾の高校受験生のUくんの過去問学習について、QED日誌の昨日の記事の続編です。

木を見る。
森を見る。
これらは過去問学習の両輪で、どちらも欠くことができません。

「木を見る。」とは、過去問の1問1問を丁寧に学習することです。
入試問題を解くには「なんとなくできた。」や「だいたい分かった。」程度の習熟度では不十分です。
入試本番では、普段自宅や塾で問題を解くのとは別次元の重圧がのしかかってくるのが常だからです。
プレッシャーを撥ね退けて問題を解き切るには、言い換えるとその問題を得点源とするには、問題を「熟知している。」と言い切れるくらいの力を身に着けている必要があります。

入試で得点を積み重ねて行くための最も有効な手段のひとつが「得点源」を増やすことです。
「この問題」が出たら確実に得点ができる、そんな確固たる自信を持って入試日を迎えること。
「この問題」が毎年のように出題される入試頻出問題であること。
これらの両方が揃って初めて「得点源」ができたと言えるのです。

Uくんが第1回目の授業で「木を見る。」に選んだのは、昨年の入試過去問の英語の大問1でした。
たかが大問1つ、されど大問1つ。
今回Uくんは、たった1問を詳細に学習することで、入試問題への取り組み方を学んだと言っても過言ではありません。

つづく

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