QED進学塾の小学生はよく本を読みます。
大変良いことです。
読書は学習に必要な様々な能力を同時並行で複合的に向上させてくれますから。
読書量の多い子は読解力があると言われます。
読解力を支えるのは語彙力です。
語彙力を支えるのは文字力です。
文字力は漢字の読み書きの能力と言い換えてもよいでしょう。
文字力は読み書きの反復練習の積み重ねによって鍛えられる、これは間違ってはいません。
ですが、ひたすら物量作戦を繰り返すのも非効率的です。
やはりシステマティックな学習のほうが効率的なのです。
1.たとえば漢字を読むとき。
ただ読むだけは勿体ないです。
音読みか訓読みかを強く意識する習慣をつけましょう。
それが試験に出るかどうかは別にして。
2.たとえば漢字を書くとき。
ただ書くだけでは不十分です。
正しい書き順で書きましょう。
さらに言えば、どうしてその書き順なのか「書き順のルール」を学びましょう。
それが試験に出るかどうかは別にして。
漢字の読み書きにそこまでこだわってエネルギーを使うことは、無駄なことだと思うかもしれません。
目の前の試験の成績に直結しないことに時間を使うのは、非効率的だと考える人もいるでしょう。
ですがそれは短期的なものの見方に過ぎません。
長期的な視点な視点に立てば、基礎基本から一つ一つ積み上げた子のほうが先々の学力の伸びがよいのです。
基礎を学ぶこと。
学び方を学ぶこと。
これができている子は将来有望です。
学年が上がるほどに加速度的な学力の伸びを見せてくれるのです。
そのことを証明してくれたのは、QED進学塾の開校直後に入塾した、塾生第1号のMちゃんでした。
小学生の時は学校で習う算数でさえ苦労していたMちゃんは、帝京大の臨床検査学科に現役合格しました。
同じく卒塾生のYくんも証明してくれました。
Mちゃんと同様に算数に苦しんでいたYくんは、一昨年に早大の情報数学科に現役合格したのです。
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