Q.E.D.進学塾の高校受験生は月曜日から金曜日まで週5で登塾しています。
さて、Q.E.D.日誌の昨日の記事の続きです。
塾長は昨日の記事に『3年6回北辰テストの数学の偏差値を上げるために「埼玉県 予想問題 数学大問1」を十分演習してほしい。』旨を記しました。
更に書き加えれば、ただ演習を積むのではなく、理に適った方法で演習を重ねてほしいのです。
【問題】
3x+4=5x-6
【解答】
3x+4=5x-6
○×=×○
(移項しない項に○、移項する項に×をつけた。)
3x = -6
(○をコピーした。)
3x-5x=-4-6
(×を移項した。)
-2x=-10
(各辺を計算した。)
x=5
(両辺を-2で割った。)
このような解答のフォームを身に着けた子は、方程式を解く問題の正答率が上昇します。
正答率90%だった子が95%にUPしたりするのです。
「わずか5%上昇した。」という見方は正しくありません。
「10%の確率で失点していた子が5%しか失点しなくなった。」が正解です。
つまり2倍腕を上げたと言えるのです。
「方程式を20問解いたら2問間違えた。次はもっと気を付けて解こう。」と考える子は多いのですが、「気を付ける。」は何の解決策にもなっていません。
「間違える確率の低い解答のフォームを身に着けよう。」が正解です。
それを身に着けるために演習を重ねてほしいものです。
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