2017-07-16

Q.E.D.進学塾の受験指導~覚えるためのコツ(2)

Q.E.D.進学塾の連載記事の2夜目です。

「覚える」勉強は、ともすれば単純作業の繰り返しとなりがちです。

「疲れたなあ。」

「もううんざり。」

生徒はこんな気持ちに陥りやすいのです。

これが長く続けば生徒の学習意欲は下がりっぱなしですから、どこかで学習意欲を高揚させる手段が必要です。

そのためのカンフル剤あるいは特効薬となりうるのが「ごほうび」です。

といっても物で釣るのではありません。

「これを覚えたらこんないいことがある。」

それを生徒に認識させるのです。

例えば今理科でイオン式を覚えるのに苦労している子がいます。

その子がまだ半分も覚えていない段階で、塾長は「化学反応式」の書き方を教えました。

するとその子は「イオンの知識を活用して化学反応式が書ける。」ことを知りました。

生徒はイオンを覚えたその先にどんないいことがあるのか、換言するなら「覚えた先の成功報酬」を知ったのです。

「ごほうび」が明示されたことで、生徒の学習意欲は格段に向上したのです。

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