Q.E.D.進学塾の連載記事の2夜目です。
「覚える」勉強は、ともすれば単純作業の繰り返しとなりがちです。
「疲れたなあ。」
「もううんざり。」
生徒はこんな気持ちに陥りやすいのです。
これが長く続けば生徒の学習意欲は下がりっぱなしですから、どこかで学習意欲を高揚させる手段が必要です。
そのためのカンフル剤あるいは特効薬となりうるのが「ごほうび」です。
といっても物で釣るのではありません。
「これを覚えたらこんないいことがある。」
それを生徒に認識させるのです。
例えば今理科でイオン式を覚えるのに苦労している子がいます。
その子がまだ半分も覚えていない段階で、塾長は「化学反応式」の書き方を教えました。
するとその子は「イオンの知識を活用して化学反応式が書ける。」ことを知りました。
生徒はイオンを覚えたその先にどんないいことがあるのか、換言するなら「覚えた先の成功報酬」を知ったのです。
「ごほうび」が明示されたことで、生徒の学習意欲は格段に向上したのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿