2011-11-02

Q.E.D.進学塾の私立中学受験生~私立中学入試過去問題集をとおして学ぶこと

Q.E.D.進学塾の私立中学受験クラス(小6)
先月末から各自の志望校の中学入試過去問題集に取り組んでいます。
今のところ正答率(得点率)は50%~60%の間を推移しており、
初めて取り組む入試過去問としてはよくできていると思います。
というのも記述式問題における部分点がまったく得点できていない、
そんな状況でもこれだけの点を取ることができたからです。

たとえば都内のある私立高校の算数の問題では、
1問5点の簡易な記述問題が数多く出題されています。
公式を書いて1点、数値代入で1点、計算で1点、
ここまで最大3点を得ることができます。
もちろん完答なら更に2点、すなわち5点満点です。

今日の授業では上記のような、「部分点の取り方」を指導しました。
じかし単に点を取ればよいではなく、大きな副次効果を狙ってのことです。
よく整理された記述をすることが身に付くと、
(1)自分の頭の中が整理される
(2)論理的思考の手助けとなる
(3)「見直し」が容易になる
このように良いことずくめなのです。

過去問演習は中学入試のため、
入試が終わったらそれでおしまい、
これではもったいなさすぎます。

過去問演習を通して学んだ「フォーム」を、
中学・高校・大学・・・・・の学習に、
ぜひとも活かしていってほしいものです。

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