2011-11-05

Q.E.D.進学塾の私立中学受験生~私立中学入試過去問題集23年度分

Q.E.D.進学塾の国私立中学受験クラス(小6)
先月末から私立中学入試過去問題集(赤本)に取り組んでいます。
平成23年度分から始めて、22年、21年、20年、19年まで、
直近の5年間×4教科を順に解いていくのです。
昨日までに平成23年度の3教科(算数・社会・理科)について、
試験→解答→解説まで完了しました。
赤本の付録には合格者平均点・最高点・最低点が、
すべての年度について掲載されています。
児童たちは自分の点数と合格者平均点とを比較して、
「勝った\(^o^)/」「負けた(ToT)/~~~」と盛り上がっています(笑)

ある児童の志望校の入試の傾斜配点は、
国語100点+算数100点+理科60点+社会60点=320点満点。
昨日の段階で国語を除く3教科(計220点満点)を終えて、
合格者平均点に4点だけ届かなかったその児童は、
「国語で逆転する!」と意気込んでいました。

合格者平均点は児童の点数と「接戦」になるので、
児童のやる気を出すことに一役買ってくれています。

しかしこの平均点は「合格者」の平均点であって、
「入学者」の平均点ではありません。
なぜなら「合格したけれども入学しなかった児童たち」が多数いるからです。
その子たちは「さらに偏差値の高い国私立中学校に合格し入学した児童たち」であり、
滑り止めとなる私立中学校の入試においては高得点を上げています。
この高得点の児童たちを差し引いた結果、
「合格者平均点>入学者平均点。」
が常に成立するのです。

ということは合格者平均点に近い点数をとれる児童の、
中学校入学後の成績は「真ん中より上」に位置することになります。
児童が入学後も意欲をもって学習を継続するために大切なことです。

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