QED日誌の前回記事のつづきです。
【前々回記事の再掲】
2.他の単元への影響度の大きい順。
【再掲終わり】
授業解説する問題の取捨選択で、どうして上記の2.が優先されるのでしょうか。
それは、入試の合否が、
(1)内申点と
(2)入試得点(5教科合計点)との
総合点で決まるからです。
ということは、複数の教科や単元の得点を左右する学習項目が優先されるのは自明です。
たとえば、「てんとうむし。」
(「てんとうむし」には、よくある「円図」と、QED進学塾で必ず教える「縦書き図」の2種類があり、どちらも使いこなせるように演習するのですが、その詳細はまた別の機会に。)
数学の「速さ」の単元で2種の「てんとうむし」を完全習得した子は、そこで得た知識・技能をそっくりそのまま理科の「電気回路」の単元に応用することができます。
さらに言えば、埼玉県公立高校入試に出題される理科の計算問題の99%は、「てんとうむし」をフル活用して解くことができます。
つまり、「てんとうむし」は、入試の総得点に多大な影響を与える学習項目です。
このような影響力の大きいものから優先的に学習するのは、理に適った勉強法と言えるでしょう。
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