Q.E.D.進学塾の高校受験生の全員が埼玉県公立高校を第一志望校としていました。
昨日はその合格発表の日でした。
桜咲く。
喜び勇んで塾に報告に来てくれた子がいます。
おめでとう。
その子は希望に胸を膨らませていることでしょう。
今の新鮮な気持ちを忘れず、第一志望校進学後も勉学に励んでほしいものです。
桜散る。
一方で塾に報告に来ることができなかった子が一名います。
a.その子の第一志望校が1.5倍を超える高倍率なのを見た塾長が、その子に志望校を再考するように薦める。
b.その子は玉砕覚悟で「志望校変更なし」を決断。
c.塾長はその決断を了承。
d.高倍率を見ても他校に逃げる子がほとんどいなかった。
e.その結果、最終倍率が下がらない。1.5倍を超えたまま。
f.その子が埼玉県公立高校入試本番で望外の高得点。
g.その子の今年の本番の得点が、昨年の同校の合格点を超え、合格への期待が高まる。
h.しかし高倍率が仇となり桜散る。
以上のような経緯があり、その子の感情の起伏が大きかったことは想像に難くありません。
その子は、保険の私立高校に進学します。
とは言え第一志望校の公立高校よりも偏差値が高い私立高校です。
胸を張って高校進学してほしいものです。
大学進学率が高く、指定校推薦枠も数多く持っている私立高校ですから、3年後にその子が笑顔で大学進学する姿を塾長は思い描いています。
もちろん塾長はその子にこのことを伝えます。
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