2025-01-08

QED進学塾の高校受験生~入試科目の取捨選択(私立高校受験)

QED進学塾の高校受験生のUくんの第2志望校である、私立高校の受験日が目前に迫っています。
いよいよ入試日まで2週間です。
あとは全力でラストスパートをかけるのみです。

Uくんの第2志望の私立高の入試科目は、国数英の3科目から2教科を選択する方式です。
Uくんは、入試科目の取捨選択に迷いがあり、つい先ほど深夜1時10分に参考資料(入試過去問の得点や北辰偏差値など)を塾長にメール送信してきました。
それに対する塾長の返事は「英数受験」でした。

Uくんの得意科目は数学で、それは北辰偏差値を見ても入試過去問の得点を見てもはっきりしています。
数学を入試科目に入れたほうがよいことは、火を見るより明らかです。

となれば、あとは英語と国語の比較検討です。
1.北辰偏差値の過去7回の平均は、英語のほうが偏差値7.0も高い。
2.直近の偏差値だけを見ると、国語のほうが偏差値6.0も高い。
3.入試過去問4回の平均得点は、英語のほうが1.8点だけ高い。
4.入試過去問4回の最小得点は、英語のほうが1.0点だけ高い。

入試科目に英語を選択したほうが有利である条件は、1.3.4.の3つなのに対し、
入試科目に国語を選択したほうが有利である条件は、2.の1つだけです。
総合的に判断して、英語選択が正解だと考えるよりないでしょう。

もとより、Uくんは「英数選択」の腹づもりでした。
おそらく、Uくんは直近の英語の北辰偏差値が極端に低かったことで「国数選択」のほうがよいのでは?という迷いが生じたものと思われます。

Uくんの直近の英語の不振の元凶は、中3履修範囲の文法事項(現在完了形や関係代名詞など)にあると、塾長はそのように分析しています。
ところが、それらの文法が入試過去問の得点に響いていないのは、出題の比率・配点がさほど高くないからであるとの見方ができます。

ここまで書けば、Uくんも納得できたと思います。
QED日誌のこの記事を読んだUくんは、迷いがふっきれたのではないでしょうか。
自信を持って「英数」を選択しましょう。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。
Uくんが合格証書を手にしたときに、選んだ道が正しかったことが分かるでしょう。
そして、Uくんが第2志望校合格を糧に自信に弾みにして、その勢いのまま第1志望校をも突破してくれることを、塾長は切に願います。

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