2025-01-11

QED進学塾の中学2年生~英単語の覚え方

QED進学塾の中学2年生は、今回の英語の授業で「英単語の覚え方」を学びました。

ところで、普段スーパーマーケットで見かけない商品を目にすることが多いのがお正月です。
今回の授業の休み時間の目玉は、「牛タンのローストビーフ」でした。
ヤオコーで税込み5200円が半額の2600円で売られているのを塾長が発見して即買いしました。
大変美味でした(●^o^●)もぐもぐ
1名だけ牛タンの食感が苦手な子がいて、その子の分はみんなに分配しました。
食べられなくてかわいそうなので、その子には大えびの天ぷらを1本多く食べてもらいました。

さて、本題に戻ります。
その子が言うには「長い英単語が覚えられない。」
また、別の子が言うには「単語数がたくさんあって覚えられない。」
英単語を覚えるのに苦労している理由は各人各様ですが、苦戦している点は「綴り」で共通しています。
一方、「意味」を覚えるのはさほど苦にならないようです。

(例1)権利・直角・右・正しい=right

この単語の学習で、塾生たちは「意味」を直ぐに覚えることができましたが、「綴り」はそうは行きません。

(例2)高い・ちょうど=high

塾長は、みなが知っているこの単語を例に挙げて、「ghは発音しないことが多い。」
発音するときは「gh=f」。
これに類するものとして「ph=f」があり、phは発音するのが普通。
以上を教えました。

また、別の生徒は「前述のrightとLEDのlightがどっちがどっちか分からなくなる。」と言っていました。

以上のことを踏まえてまとめです。
塾生が英単語学習で取るべき作戦は2つ。
1.発音から先に覚える。
2.英単語の発音と綴りとの関係を覚える。
シンプルにこの2つだけでよいのです。

1.rightを「ぅらイト」、lightを「ライト」、このように最初から発音で分けて覚える。
カタカナで書けばどちらも「ライト」になってしまって区別がつかないものでも、正しく発音することでrとlの区別を明確化しておけば、どちらか迷うことは決してありません。

2.この「発音しないgh」のように、単語を構成する「部品」を詳しく学ぶことで、それらの組み合わせによって英単語を構成するすべを知ることができます。
長い単語であればあるほど、短い部品を繋ぎ合わせて覚える作戦が有効になるのです。

2025-01-09

QED進学塾の中学2年生~直近3回の授業

QED進学塾の中学2年生3名の直近3回の授業です。

昨年2024年の最後の授業は数学でした。
3名は、Nくんのリクエストに応える形で連立方程式の線形代数的解法を学習しました。
連立方程式は、『計算の級別トレーニング』の6級にあたり、
3名の毎日の宿題である「計算4問+英作文2行」のうちの1問です。
この宿題で苦労したNくんが、是非にと希望したのです。
Nくんの宿題をきちんとやりたいという意思が感じられ、塾長は嬉しく思ったものです。

今年2025年の最初の授業は化学でした。
3名は、Eくんのリクエストに応える形で化学反応式とその量的関係の計算問題を学習しました。
この計算問題は、単位の変換や比例式の活用といった、化学の計算問題を解くうえで不可欠な知識・技能が詰まった良問です。
これらの知識・技能は、化学のみならず物理学・生物学・地学の計算問題を解く際にも活用できる応用範囲の広いものであり、理科・数学の学力向上に役立ちます。
化学は、今後も週1~2回のペースで継続学習する予定です。
学校の定期試験の直前1週間を除いて。

今年2025年の2回目の授業は英語でした。
3名は、Oくんのリクエストに応える形で「There is,There areの文」を学習しました。
通常の「there」の使い方(「そこに」という意味の副詞)を最初に勉強してから、「There is,There areの文」を学習する手順を踏みました。
なので、3名はこれらの文と合わせて、形式主語(仮主語)のit」(時間・天気のit)の使い方も習得することができました。

塾長はこの授業で用いた例文の全てに、今年の1月5日にEくんの家にやってきたばかりの2匹の保護猫を登場させました。
Eくんは、塾長が黒板に例文を書くたびに2匹のことを思い出すのか、終始笑顔で楽しそうでした。

今後の3名の授業も、前述の3回の授業と同様にして、3名の質問やリクエストをローテーションで受け付ける形で授業を進めて行きたいと、塾長はそう考えています。
がんばれ、新受験生。

2025-01-08

QED進学塾の高校受験生~入試科目の取捨選択(私立高校受験)

QED進学塾の高校受験生のUくんの第2志望校である、私立高校の受験日が目前に迫っています。
いよいよ入試日まで2週間です。
あとは全力でラストスパートをかけるのみです。

Uくんの第2志望の私立高の入試科目は、国数英の3科目から2教科を選択する方式です。
Uくんは、入試科目の取捨選択に迷いがあり、つい先ほど深夜1時10分に参考資料(入試過去問の得点や北辰偏差値など)を塾長にメール送信してきました。
それに対する塾長の返事は「英数受験」でした。

Uくんの得意科目は数学で、それは北辰偏差値を見ても入試過去問の得点を見てもはっきりしています。
数学を入試科目に入れたほうがよいことは、火を見るより明らかです。

となれば、あとは英語と国語の比較検討です。
1.北辰偏差値の過去7回の平均は、英語のほうが偏差値7.0も高い。
2.直近の偏差値だけを見ると、国語のほうが偏差値6.0も高い。
3.入試過去問4回の平均得点は、英語のほうが1.8点だけ高い。
4.入試過去問4回の最小得点は、英語のほうが1.0点だけ高い。

入試科目に英語を選択したほうが有利である条件は、1.3.4.の3つなのに対し、
入試科目に国語を選択したほうが有利である条件は、2.の1つだけです。
総合的に判断して、英語選択が正解だと考えるよりないでしょう。

もとより、Uくんは「英数選択」の腹づもりでした。
おそらく、Uくんは直近の英語の北辰偏差値が極端に低かったことで「国数選択」のほうがよいのでは?という迷いが生じたものと思われます。

Uくんの直近の英語の不振の元凶は、中3履修範囲の文法事項(現在完了形や関係代名詞など)にあると、塾長はそのように分析しています。
ところが、それらの文法が入試過去問の得点に響いていないのは、出題の比率・配点がさほど高くないからであるとの見方ができます。

ここまで書けば、Uくんも納得できたと思います。
QED日誌のこの記事を読んだUくんは、迷いがふっきれたのではないでしょうか。
自信を持って「英数」を選択しましょう。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。
Uくんが合格証書を手にしたときに、選んだ道が正しかったことが分かるでしょう。
そして、Uくんが第2志望校合格を糧に自信に弾みにして、その勢いのまま第1志望校をも突破してくれることを、塾長は切に願います。

2025-01-07

QED進学塾の中学2年生~勉強の記事は次々回のQED日誌に

QED進学塾の中学2年生の勉強の記事は次々回のQED日誌に回すこととして、今回は勉強以外のお話です。

中2生の3名は大の仲良しです。
その仲の良さが馴れ合いではなく、互いの学力を向上させる方向に働いていることを、塾長は頼もしく感じています。
教室内には「学ぶ」空気が常に出来上がっています。
その学習内容については明後日のQED日誌にて。

3名の飲み物がリニューアルしました。
昨年は缶ジュースの3種類(コカコーラ・ファンタグレープ・三ツ矢サイダー)だったものが、今年からペットボトルの5種類(上記の3種類+ジンジャーエール・ファンタオレンジ)に変更されたのです。
塾長が3名に「缶3種(旧)とペット5種(新)のどっちがいい?」と質問したところ、3名ともが後者を支持しました。
飲み物改革は大成功です。

一方、食べ物はと言うとこちらは、
1.かずのこ(あごだしと白だしの合わせだし)
2.えび(セール品の大えびの天ぷら)
3.ニシンの昆布巻き(おせちの単品のうちの1種)
4.冷ややっこ(男前豆腐店、かつおぶし乗せ)
こんなメニューでした。
普段は、洋食や中華が中心なのに、今だけお正月バージョンで和食が中心になっています。

これがなかなかの好評でした。
3名が常日頃から和洋中バランスよく食べている子たちなのだと、塾長はそう理解しました。
栄養バランスの良い食事は、心技体(精神面・学力面・健康面)の全てにおいて効果ありです。
塾長は、3名の健やかなる成長を常に願っています。
がんばれ「新」受験生!

2025-01-06

QED進学塾の2025年~さあ授業開始です

QED進学塾の2025年の初授業は本日の月曜日です。
昨日のQED日誌に記した冬休みの宿題の質問受付から授業開始です。

昨年2024年の年末の最終授業では、こんなやりとりがありました。

塾長「毎日の宿題(計算4問+英作文2行)はちゃんとやってる?」
中2生3名「・・・・・」
塾長「さぼってる?」
3名「はい・・・」
塾長「(宿題のうち)どれがいちばん難しい?」
Nくん「6級。(連立方程式)」
塾長「最難関は?」
Nくん「6級のH問題の7番。」
塾長「じゃあ2024年の授業の最終問題はその7番にするね。」

塾生が100%宿題をやってくるのが理想形です。
ですが、現実はそう甘くありません。
できないことだってあります。
そして、できない理由の多くは「解けない」ことにあるのです。
決してさぼり癖ではありません。

「なんでやってこないんだ!」と𠮟るのではなく、「やれない理由を探る」ことが塾長の仕事だと思っています。
その思想に基づいての上記の会話文のやりとりです。
塾長は、生徒が「宿題がやれていない」ことを正直に言い、なにで困っているのかをピンポイントで(問題番号で)示してくれたことを嬉しく思いました。
そして、それができる環境、教室の雰囲気を大切に守り続けて行きたいと思いました。

楽しく学び続けながら、学力を積み上げて行く。
QED進学塾の理念は、2025年もその先も永遠に不滅です。
今日からまた楽しい日々が始まります。

2025-01-05

QED進学塾の2025年~1年の計・「新」高校受験生編

QED進学塾の2025年の1年の計のQED進学塾の2025年~1年の計・「新」高校受験生編です。

現在中学2年生のEくん・Nくん・Oくんの3名は、1か月と3週間後に「新」高校受験生になります。
その日は、2025年の埼玉県公立高校入試の学科試験が実施される日です。
現中2生にとって2026年の入試まで残り1年のカウントダウンの始まる日でもあります。
だから塾長は3名に「新受験生」という表現を用いたのです。
第1志望校合格の栄冠をつかむまでの道筋が、3名の1年の計に他なりません。
栄光の合格ロードを如何に歩き進めるのかが「計」なのです。

その第一歩が「冬休みの宿題」です。
1.「計算の級別トレーニング」の指定された4つの級の問題を1問ずつ毎日解く。
2.「みるみるわかるステップ式英語」の指定された英作文問題を2行ずつ毎日解く。
3名の宿題は、上記のような「計算4問+英作文2行」です。

実はこの宿題は、昨年2025年の2学期の期末試験の終了直後からの継続出題です。
そこからの流れについては、明日のQED日誌にて。

2025-01-04

QED進学塾の2025年~1年の計・大学受験生編

QED進学塾の2025年の1年の計の大学受験生編です。

高2から通塾していたSくんも、大学入試直前講習のみを受講したAくんも、両名ともが昨秋に第1志望校への合格を決めてくれました。
合格おめでとう。
両名の1年の計は、残された高校生活と春から始まる大学生活を謳歌することなのでしょう。
両名が勉学にもそれ以外にも元気いっぱい取り組んでくれることを塾長は願っています。

Sくんは、QED進学塾に素晴らしい置き土産をくれました。
一昨年、当時高校2年生のSくんは、大学入試科目である化学を塾で勉強していました。
そのSくんに便乗して、一緒に化学の勉強を始めたのが当時中学1年生のEくんでした。
そして、現在中学2年生のEくんは今も化学の学習を継続しています。
さらにEくんの同級生のNくんとOくんをも巻き込んで、現在は3名で化学の勉強をしています。
こうして3名は、中学理科の化学分野を深く理解することができています。
これがSくんの置き土産なのです。

QED進学塾の先輩の学習内容に興味を持った後輩が一緒に勉強を始め、やがてその後輩の同級生もともに学び始める、こういった縦と横の繋がりによって学びの輪が広がっています。
その広がりは、塾生の学力向上はもちろんのこと、教室の「学ぶ」雰囲気づくりにも大いに役立っています。

楽しく学びながら学力を伸ばし続けること。
これがQED進学塾の不変の理念です。
今年も学び続けて行きましょう。

2025-01-03

QED進学塾の2025年~1年の計・高校受験生編

QED進学塾の2025年の1年の計の高校受験生編です。

中3生のUくんは、公立高校が第1志望で私立高校が第2志望です。
本日は私立高校入試の20日前。
まずはそこに全力投球です。

「埼玉県方式」と呼ばれる高校受験の方式が半世紀以上前に確立され、それは現在も続いています。
おそらくこの先も続いて行くでしょう。
「埼玉県方式」とは、高校受験生が北辰テストの偏差値をもって私立高校の合格内定を得て、その「保険」を掛けた状態で公立高校入試に挑むというものです。
受験生が公立高校に合格すればそのまま公立に進学し、残念ながら不合格となっても「保険」が発動して私立高校に進学します。
塾長は、この「埼玉県方式」をフル活用することを推奨しています。
(ただし私立高校が第1志望校である受験生を除く。)

しかしながら、例外的に一部の私立高校にはこの方式が通用しません。
そして、Uくんの第2志望校の私立高校がまさにこれに該当します。
同校は、単願の受験生には合格内定を出すものの、併願の受験生には合格内定を出さない、すなわち一般入試を課すという方式を採用しています。
つまり、入試本番の成績が悪ければ不合格となり、落ちた受験生は背水の陣で公立高校入試に挑まざるを得なくなるのです。
これは、受験生にとって非常に大きな負荷です。

それでもUくんは、この茨の道を選択しました。
そして、塾長はその選択を尊重し支持しています。
なぜならば、受験生にとって「初志貫徹」が最もやる気を掻き立てることを、塾長は知っているからです。
それを塾長に教えてくれたのは、過去の受験生たちでした。

Sくんは、学校の先生にどれだけ反対されても、両親と塾長の支持を得て最後まで第1志望校の公立高校を貫き、見事合格の栄冠を手にしました。
Rくんは、私立高校を受験せず、公立一本の受験を見事成功させました。
このような生徒たちが、塾長に「初志貫徹」の重要性を塾長に教えてくれたのです。

Uくんが20日後に迫った私立高校入試を突破すること、その勢いのまま公立高校入試にも合格すること、そして自信に満ちて公立高校に進学してくれること、高校入学後も文武両道に励んでくれること、これが塾長の願いであり思い描く未来のUくんの姿です。

初手は私立高校合格。
今はただその一点集中のときです。
さあ、全力でラストスパートをかけましょう。

2025-01-02

QED進学塾の2025年~1年の計は元日にあり

QED進学塾の2025年がスタートしました。
1年の計は元日にあり。
ということで、各学年の塾生たちのひとりひとりについて、小さい子から順番に「計」を書いて行きたいと思います。

トップバッターは、小学6年生のYくんです。
QED進学塾で最年少のYくんは、上級生たちにとても可愛がられています。
それもそのはず、いつもYくんは一番乗りで登塾して来て上級生たちの椅子を用意したり、電子レンジ係を率先して引き受けたりしているのです。
塾長がそうしなさいと言ったことは一度もないのに、自ら進んで行動するのがYくんの美点です。

塾長は、信賞必罰の精神でYくんにご褒美をあげます。
たとえば、唐揚げ16個を5人で分けるときに「Yくん、好きなの4個選んで。」と言ったりして優遇措置を設けるのです。
(16÷5=3あまり1)
それを聞いた上級生たちは「Yちゃん、いっぱい食べな(^o^)」という反応をします。
みんなYくんが可愛いのです。
Yくんはそんな環境が快適な様子で、保護者さまからも「Yは塾に行くのが楽しみで仕方ないみたい。」とのありがたいお言葉をいただいております。

塾長がただひとつ気がかりなのは、Yくんの家庭学習のことです。
塾では楽しく勉強しているYくんですが、自宅学習は楽しくないようで、ついついさぼってしまうことがあるのです。

塾長のYくんについての1年の計は、「Yくんの家庭学習の習慣を確固たるものとする。」ことです。
そのために、塾長は毎週の「週テスト」の出題方法や宿題の出し方に創意工夫を凝らしています。
その結果として、Yくん自信が自宅学習の重要性を認識し、日々の学習に積極的に取り組んでほしいと願いながら。

Yくんは、この春に中学入学です。
中学校で最高のスタートを切るための必要条件は3つ。
1に家庭学習の習慣を定着させること、2に小学校の復習のうち中学の学習への橋渡しとなるものをよく学ぶこと、3に厳選された単元の予習をすること。(数学の正負の数や英語の第2文型など)
塾長はこのように考えています。

この3つの学習は、今日から3日後に始まります。
がんばれYくん。
がんばれ新中学1年生。

2025-01-01

QED進学塾の2025年~明けましておめでとうございます。

QED進学塾の2025年が始まります。
明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

QED進学塾には、まだお正月の来ない塾生が1名います。
高校受験生のUくんです。
「受験生のお正月は合格発表の日。」
これは何十年も前からある、言い古された言葉ですが、
どれだけ時代か変わっても、変わることのない言葉なのでしょう。
Uくんの受験日は1月23日です。
残り3週間に全力投球して、是が非でも合格の栄冠を勝ち取ってほしいところです。

QED進学塾には、最高のお正月を迎える塾生が2名います。
既に大学合格を決めたSくんとYくんです。
思う存分にお正月を楽しんでほしいと思います。