2018-06-13

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(15)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第15回目です。

はじめに昨夜の記事のおさらいを1行で済ましておきます。

「QED進学塾では、新中1生にまずアルファベット読みとフォニックス読みを教える。」

さて、今夜のお話は、この2つの読み方ができるようになった生徒の次の段階の学習についてです。

(1)【dogは何故「ドッグ」と読むのか。】
d=ドゥ + o=オ + g=グ
これらをつなげて「ドッグ。」

(2)【thisは何故「ずィス」と読むのか。】
th=ず + i=イ + s=ス
これらをつなげて「ずィス。」

(3)【likeは何故「ライク」と読むのか。】
l=ル + i=アイ★ + k=ク +e=サイレント★
これらをつなげて「ライク。」

★の補足説明
最後がeで終わる英単語は、
最後のeを発音しないで、(サイレントe)
ひとつ前の母音(aiueo)を、
アルファベット読みする。

こうして中1生は、覚えたばかりのアルファベット読みとフォニックス読みをフル活用して、英単語を読めるようになって行きます。

「英単語が読める。」

たったこれだけのことで、生徒の英語に対する苦手意識は払拭されるのです。

2018-06-12

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(14)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第14回目です。

テーマは中1英語について。

QED進学塾では、中1生にまず英語の読み方を教えます。

1.a ・・・ エイ、ェア。
2.b ・・・ ビー、ブッ。
3.c ・・・ スィー、ク・ス。
4.d ・・・ ディー、ドゥ。

上記は、
(1)アルファベットの小文字。
(2)アルファベット読み。
(3) フォニックス読み。
の順です。

上記に更に付け加えれば、
(0)アルファベットの大文字。
です。

しかし、(0)は、中1の4月末の段階でほとんどの生徒ができており、(1)(2)(3)が学習の中心となるのです。

生徒は、塾の英語の時間に毎回小テストを受験します。

(1)だけを見て、(2)(3)がスラスラ言えるかテストされるのです。

現在大学2年生のSちゃんが、QED進学塾の門を敲いたのは6年前、中学2年生の4月でした。

入塾時のSちゃんは、b と d の区別がついておらず、したがって単語もほとんど読めない状態でした。

文字が読めないことは、英語学習に大きなハンデとなります。

そこで、(1)を見て(2)(3)を言う練習から始め、何とか学校授業に追いつくことができたのですが、それには1年を要しました。

塾長は、Sちゃんのように英語学習で辛い思いをする生徒をもう見たくありません。

だから、中学入学直後の1年生には(1)(2)(3)を徹底的に学習してもらいます。

たったこれだけのことで、英語学習で大きな石に豪快に躓く生徒をなくすことができるのです。

2018-06-11

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(13)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第13回目です。

中1数学についてQED日誌記事を書いた昨夜ですが、今夜は算数についてです。

算数の計算が完璧な状態で、中学に入学してくる子はそれほどいません。

多く見積もっても1割程度でしょうか。

つまり、9割の子は算数の計算に何らかの課題を抱えたまま、中学生になっているのです。

よって、QED進学塾の中1数学の授業では、学校の授業進度に合わせて数学を学習するのと同時並行で、算数の穴を埋める学習をも進めていくのです。

一口に「穴」と言っても、急いで埋めなければならない穴と、後回しにしてもよい穴があります。

では、何が急務なのでしょう。

1.分数。

2.小数。

特に、分数の四則演算は、1年生の1学期中に完璧にすべきです。

学校の1学期定期試験で、正負の数の計算問題が出題されますが、そこで分数・小数は必出問題なのです。

では、どうして小数は分数の次に回されているのでしょう。

答えは簡単です。

小数の計算問題は、全て分数に直して計算することができます。

数学の試験なら分数のまま答えを書いて丸がもらえます。

ところが、分数の計算問題は、小数に直せないことが多々あります。

このような理由から、分数・小数の学習の手順は、

(1)分数の四則演算ができる。

(2) 小数を分数に直して四則演算ができる。

(3)分数で出た答えを小数に直すことができる。★

(4)小数の四則演算が分数に直すことなくできる。

QED進学塾では、毎年この順で授業を進めているのです。

ここで、補足説明があります。

『(3)分数で出た答えを小数に直すことができる。★』

これが3番目に来ている理由は、理科の1分野の計算問題対策です。

理科の計算問題の答えは、小数で書くことが求められるからです。

小数の計算が苦手な子は、途中の計算は分数で行い、最後の答えだけ小数に直して書く、こんな作戦も通用するのです。

「塾生の5教科偏差値を上げること。」

これがQED進学塾の大目標で、それは開校以来11年ずっと不変です。

ですから塾長は、5教科のどの授業をしていても、「他教科の成績も同時に上げることができないか。」を常に考えながら授業をしているのです。

2018-06-10

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(12)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第12回目です。

テーマは中1数学。

【例題】-(-1)+(-2)+(+3)-(+4)+5-6

上記は「正負の数」の「加法・減法」を学習するための例題です。

算数に難のある子でも抵抗なく取り組むことができるのが、この例題の特長です。

「僕は算数が大の苦手だった。だから数学なんてもっと分からないに決まっている。」

そんな子にはまず「数学は分かる。できる。面白い。」と思ってもらうことが第一だと塾長は考えています。

翻って、算数が大得意だった子はどうでしょう。

計算の腕に自信のある子は、我流でも解けてしまいます。

しかし、それが陥穽なのです。

我流の解法は、最短最速の解法からかけ離れていることが多いからです。

どんな試験にも制限時間があります。

だから、「問題を解けること」が目標ではなく、「問題を楽に速く正確に解けること」が目標なのです。

できる子にこそ「楽に速く正確に」を追求してほしいのです。

さて、【例題】に戻ります。

【例題】を「楽に速く正確に」解くには、2つの解法があります。

1.どこまでも基本に忠実に、機械的に最後まで解き切る解法。

2.はじめの1行だけは基本通りでも、2行目で計算の工夫(組み合わせ)をして、3行で答えが出る解法。

正負の数の加法・減法のどんな問題にも適用できる解法1.は、全塾生に必修の解法です。

しかし、どんな問題にも適用できるわけではない解法2.は希望者のみ習得すればよい解法です。

つまり、塾生は「解法1.のみ習得」か「解法1.2.の両方を習得」か、自分の意志で選択できるのです。

数学の話は一旦ここまでにして、明日は算数の話をします。

2018-06-09

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(11)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第11回目です。

塾長は、昨夜のQED日誌記事にこう書きました。

『国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法はあるのです。そのひとつが口頭試問です。』

社会科の地理に関する口頭試問によって、社会科の論述問題の高校入試対策と国語力の強化とを同時に行った例を書いたのです。

『国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法』のもうひとつが「暗唱文」です。

塾長の専門は数学ですから、今日は数学の図形の定理を例にとりましょう。

定理:二等辺三角形の頂角の二等分線は、底辺を垂直に二等分する。

生徒は、30文字近いこの文章をすらすら言えるまで暗唱するのです。

すると、数学の学力が一歩向上するのはもちろんのことですが、国語力も向上します。

長い文章を一括で捉える能力を育てると、文章を読む速度が上昇し、その分ゆっくり考える時間ができる、言い換えれば「試験時間に対しての余裕」を生むことになるのです。

塾長は、定理の暗唱ができるようになった生徒から順に、板書説明をしてもらっています。

生徒は、暗唱文を言うと同時に、黒板に図形を描いて定理を説明するのです。

これは、「文字から実物を想起する」ことの良い訓練です。

文字を読んで実際の姿を思い浮かべること、まさにそれが「読解力」です。

社会科でも数学でもどんな教科を学習していても国語力の強化はできるのです。

塾長のすべきことは、そのことを常に頭に置いて、各教科の授業をすることだと考えています。

2018-06-08

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(10)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第10回目です。

塾長は、昨夜の第9回目記事に、『つまり、国語力が身に着けば、自ずと他教科の勉強も捗り、その結果5教科全体の底上げができる。』と述べました。

どんな教科を学習するにしても、その学習を支える礎となるのは「国語力」なのです。

では、その国語力は如何にして鍛えればよいのでしょう。

毎日の国語の学習時間を増やせばよい、国語の問題集を毎日2ページ以上解けばよい、これが間違っているとは言いません。

しかし、塾長はこのようなやり方を推奨していません。

国語の学習時間を増やさずとも、国語力を向上させる方法はあるのです。

そのひとつが口頭試問です。

塾長は塾生によく口頭試問をします。

塾長「北九州工業地帯(地域)の栄枯盛衰の物語を、君の知る限り詳しく説明してみて。」

官営八幡製鉄所が北九州に作られたのは、他地域と比べてどんな利点があったからなのか、その利点がどのようにして失われ、衰退につながったのか。

これらを話すことのできた生徒は100点です。

現在の新日鉄住金、そして来年4月から社名変更して日本製鉄になることまで、話すことのできた生徒は150点です。

新聞を読んだり、ニュースを見たり、時事問題に関心がある証拠ですから。

塾長は上記の例のような口頭試問を毎日行っているのには、明確な狙いがあります。

1.生徒が塾長の質問の「文章」の意味を正しく理解して、自分の知りうる限りの知識を物語にまとめること、すなわち「文章」で説明することを日々繰り返していく中で、自然と国語力が身に着いてくるから。

2.当該教科(上記の例ならば社会科)の論述問題の入試対策として極めて有効だから。

このような一石二鳥を狙っているのです。

質の高い学習を一日一日積み重ね、塾生の学力を飛躍的に伸長させたい、塾長は常にこう願って毎日の授業計画を立て、それを日々実践しています。

2018-06-07

QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(9)

QED進学塾の教育理念・授業方針についてQED日誌に連載記事を書きます。

今夜はその第9回目です。

第8回目の5月25日QED日誌: QED進学塾の教育理念・授業方針~QED日誌に連載記事(8)から、随分と間隔が空きました。

第8回目の内容を、ミクロからマクロへの視点で要約すると、
「漢字の力(文字力)→語彙力→読解力→国語力。」

この一連の流れの最も基礎となる部分すなわち文字力を養成するために、
漢検をフル活用しましょう、というお話でした。

さて、今夜はその続きのお話です。

「漢字の力(文字力)→語彙力→読解力→国語力→すべての教科の学力。」

これはどういうことなのか、まず中学1年生の英語の授業を例にとりましょう。

「be動詞の疑問文を作るには、be動詞を主語の前に出す。そして最後にクエスチョンマークを付ける。」

QED進学塾では、このように「国語」で説明します。

当塾だけではなく、学校でも他塾でも「国語」で教えることでしょう。

英語の授業だから英語で説明するという先生はまずいないはずで、もしそんなことをしたら何を言われているのか分からない生徒が続出してしまいます。

数学も理科も社会科も「国語」で説明されています。
どんな教科書でも問題集でも参考書でも。

つまり、国語力が身に着けば、自ずと他教科の勉強も捗り、その結果5教科全体の底上げができるということです。