2024-07-06

QED進学塾の先行学習~塾生の将来を見据えて

QED進学塾の授業では、先行学習をすることが頻繁にあります。
塾長が先行学習を取り入れている狙いは、2つあります。
ひとつは、塾生が先行学習をすることが、そのまま生徒の将来に向けての先行投資となること。
もうひとつは、先行学習が塾生がまさに「今」学んでいる単元を理解するための頼もしい助っ人になること。

昨日の授業のテスト反省(中2の1学期の期末試験の理科の化学分野)を例に取ります。
水酸化バリウムと塩化アンモニウムから塩化バリウムとアンモニア水が生成する化学反応式が、同試験問題に出題されていました。
昨日、塾生が塾長に同問題を質問したのです。
塾長は、高校の化学の履修内容を中2生でも理解できる表現に改めて、それを授業解説しました。
ただし、塾長は、強酸と弱塩基からなる塩(えん)が中和反応の酸のような働きをするメカニズムについては、その授業解説を割愛しました。
それは、そこまで踏み込んでしまうと難しくなりすぎて中2生の理解できる範囲を超えてしまうと、塾長がそう判断したからです。
代わりに、ごく基本的な中和反応(塩酸と水酸化ナトリウム)を電離式から詳細に授業解説して、上記のメカニズムの学習への橋渡しとしました。

「今」の勉強が分かること、「今」塾で習っていることが「その先」の勉強にスムーズに連携すること、この一挙両得を狙って塾長は先行学習を多用しているのです。

塾生が常に楽しく学び続けること、その結果として学力を着実に積み上げ続けること、塾長はいつもそれを願ってやみません。

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