Q.E.D.進学塾の小学4年生たちは通常時、週1回または週2回の通塾です。夏休みは朝の9時から正午までの3時間、月曜日から金曜日まで毎日塾に通います。膨大な量の学習時間です。時間数に比例した学習量が確保できます。
長期休暇は学校がないために児童の生活が不規則になる心配があるのが通例です。しかし毎日決まった時間に通塾することで生活習慣を安定させ、学習習慣を定着させる夏休みにすることができます。そしてこの夏に培った学習習慣を2学期以降にも生かしてほしいと思います。
【公立中学志望の児童】
国語と算数は1学期に引き続いて(1)栄光ワークを学習します。進度の早い子は同書対応の(2)確認テストを学習します。(1)(2)のどちらを学習しても、国語2ページ+算数2ページ=4ページを毎日学習します。
小学生には英語の時間がありません。そのため学校では「国語」でローマ字を習います。しかしローマ字の読み書きを苦手とする子が多いのが実情です。そこで昨年の夏期講習会ではローマ字を学習しました。今年はもう一歩進めてフォニックスを学習したいと思います。文字と発音の相関を学ぶことで自然とローマ字の読み書きができるようになります。今後の英語学習の足掛かりを築いておきたいこの夏休みです。
【私立中学志望の児童】
こちらも1学期に引き続いてのカリキュラムです。国語と算数は公立志望の児童と別メニュー、英語(フォニックス)は同一メニューを予定しています。
夏休みの学習の中心は算数です。まとまった時間数の確保できる夏休みですから、それに見合った進度も期待できます。『計算トレーニング』の「比」までを履修完了したいところです。更に余裕があれば『算数の達人』の学習を開始したいと考えています。しかしただ先を急ぐつもりはありません。児童が過負荷に陥ることだけは回避したいのです。無理のない学習ペースは児童の学習意欲を保つための必要条件です。
毎日通塾するので分散学習の効果は大きいと思います。その効果を受験算数のハイライトである「比」に照準を合わせて存分に活用したいものです。しかもAちゃんの志望校は「比」の出題数と配点が高いのですから尚更です。
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